夏休み明け…行き渋り

心のトレーニング

ホッと一息…とはいかないお母さんへ

長い夏休みが終わり
お母さんとしてはホッと一息つけているでしょうか

それとも
「行き渋り」が出てきて困っている
また違った悩みで頭が痛いお母さんも
多い時期ではありますよね

夏休み明けに表面化しやすい行き渋りや不登校

その理由には

「母子分離不安」という感情があることを

聞いたことがあるお母さんもいるかもしれないし
「初耳!」ってお母さんも多いですよね

簡単に説明すると
✅ お母さんと離れたくない
✅ お母さんと離れることが不安、恐怖
✅ お母さんがいないことへの不安、恐怖

なのですが

実はこの「母子分離不安」
お子さん側だけにあるものかと思いきや
お母さん側の「母子分離不安」であることも!!

ではこの「母子分離不安」を
解決する方法はあるのか?

それとも成長と共に
なくなっていくものなのか?

はたまた
持って生まれた性質だから
変えられないのか?

そこがお母さんとしては
気になるところだと思います。

解決法はあります

「母子分離不安」の解決法はあります。

それは対処的に
ヨシヨシすることでも
ご褒美で釣るような方法ではありません。

しかし
「行きたくない」と言われたり
ギャーギャー、またはシクシク泣かれたり
不貞腐れられてしまったり
「お母さんなんて大嫌いだ!!」なんて言われたり…


今日学校へ行ってもらうことに躍起になり
対処としての方法を取りたくもなりますよね。


お母さん自身の心が、もの凄く痛いから
今あるストレスをとにかく取り除いて
対処したくなるのも
人間だから仕方のないことでもあります。

それが本能だから無意識にそうしてしまうのも
仕方のないことだったのです。


さて「母子分離不安」の解決法ですが
時間は少しかかりますが(もちろん個人差あり)
確実に効果のある方法です。

やり方としては

「行きたくない」を言われたタイミングであれば
「そうだよね、行きたくないと思ったんだよね」と
今の気持ちに1000%寄り添うことから
スタートします。

一切の否定なく   ←ここがポイント
一旦はお子さんの現在地に寄り添います


「行きたくないって思ったんだね」
「今日は家にいたいって思ったんだね」
「なんだかわからないけど嫌だと思ったんだね」
…など

一旦は今のその気持ちを認めてあげる声がけで
お母さんが寄り添っていきます

あとはお母さん自身の人生の中で
「今日は行きたくないなー!!!!」って思った経験
学校や習い事に限らず
バイト時代や社会人になってから
誰かとの約束で…とかさまざまな場面で

「今日は行きたくねー!!!!!」って出来事
一度くらいはありませんでしたか?

そんな時の気持ちの経験を話して
同じ目線になることで
「お母さんにもそんなことあるの?」と
同じ目線になれることで
お子さん側に心を開く理解が生まれます。

心をお子さんが開くまでは
じっと我慢我慢で寄り添い続けます。

とは言っても
ある程度、寄り添いの言葉をかけたなら
「何かあったら声かけてね」と
言葉のカケラを置いておき
距離感を保ちましょう。

心を開いたところで
どうしてお母さんが行って欲しいと思うのか
「お母さん」の気持ちを伝えていきます。

このプロセスを根気強く続けると

怪我した傷が気づいたらいつの間にか
治っているような
「そういえば治ってるな」
そんな感覚

怪我した時は気になって仕方ないけど
気づいたら自然治癒して気にならなくなってる…
そんな感覚なので

いついつに、どんなタイミングで
良くなっていたのかもわからない


「気づいたら、そういえば良くなってる」

そんな感覚です。

このくらいの行き渋り…でやり過ごす未来

行き渋りの芽は
幼ければ幼いほど解決しやすいですし
気づいた時に放置しないことが大切です。

どこか私たちは
成長と共に解決する、とか
時間が解決してくれる、と
思いがちじゃないですか??

先に幼ければ幼いほど、と書きましたが

行き渋りの芽はやがて

不登校
引きこもり
出社拒否
うつ病

行き渋りの芽を放置した分
時間は解決してはくれないので
表面化した時には
親には解決できないどころか
お子さん自身が将来苦しむ
未来に向かっていくんですよね

社会問題にもなっていますが
心の奥底にあった「こども心」の声を
無視し続けてきた結果ともいえます

自分の忍耐が足りないからだ…
自分がきっと悪いんだ…
自分なんて必要とされていない…

そうやって日々
自分の価値を自分で下げる癖だけは
しっかりと根付いて大事に握りしめながら
行き渋りの芽をどんどんん育てている…
そんな状態なのです。

過去の行き渋り経験も癒せる

今現在は行き渋りが解消している場合
心のアプローチとして


寄り添い→癒して→躾けて教育

この心を育てるプロセスで解決しているなら
今更、掘り返すことはないです。

しかし、

時間が解決した
成長と共にどうにか乗り越えた

恐らく多くは
この後者のケースのお母さんが
今このホームページを見てくださっていると
想像します。

過去の行き渋り経験は
今はただ眠りながら育てているだけで
人生のどの段階で表面化するかは
これもまた人それぞれ

感情解放できるような
運動を日常に取り入れていくことが
運動指導を長年やってきた私の
オススメ方法でもあり
体を動かすことで
出てきた感情の現在地に寄り添うことで
解決していくことができていきます。

誰でも今すぐできるならやらなきゃ損だよね

ここに書いたプロセス通りに

寄り添い→癒して→躾けて教育

これを日々の言葉がけで継続していくことで
お子さんの未来の方向性だけでなく
お母さん自身のこども心も癒されていくので
お母さんの未来の方向性が変わることができます

わかりやすく言うと

老けた未来、か
若々しい未来

ってことですね!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました